U20日本代表HCに就任した沢木敬介氏が思い描く、日本ラグビーの未来像とは? 大好評の前編に続く後編!
U20日本代表HCとして選手を育てながらも、結果を求める
――そして、今シーズンからU20のヘッドコーチに就任しました。どういった経緯で就任したのでしょうか?
沢木 どういった経緯、ですか……(苦笑)。今年に入ってですね、シーズン中ですがオファーがあって、サントリーから出向してU20のヘッドコーチになることを決めました。
(エディーの下で)一貫で指導していくという意図ならやりたいと思いましたね。また、サラリーマンのコーチとして評価されていくという道筋を僕が作って行けば、後輩たちもなりやすいじゃないかと思ったんです。
今のトップリーグのレベルと学生のレベルはすごく離れている。インプレーの時間やアタックの回数、スキル、フィットネスレベルも全然違います。だけど、他の国に行けば19歳、20歳、21歳の選手たちがトップチームに入ってプレーしている。だけど、残念ながら日本はそうじゃない、海外に行かないとそういう機会ないのが現状です。それだけで海外にアドバンテージがある。